日本だけでなく、世界で日常的に食べられている「みんな大好きサンドイッチ」
そんなサンドイッチにちなんだ記念日が、年に2回あるってご存知ですか?
それは3月13日、11月3日です。
しかし何で2回もあるのでしょうか?
何か理由がありそうですね。また由来についても気になります。
では早速ご説明していきます!
3月13日は「サンドイッチデー」
まず3月13日は「サンドイッチデー」と言われています。
残念ながら、どこのどのような団体が制定したのかということは不明です。
3月13日が「サンドイッチデー」とされた理由は、
「3」で「1」を「サンド」する。
という語呂合わせから来ているようです。11月22日(いい夫婦の日)などと同じですね。
この語呂合わせによる記念日というのは、日本においては定番と言えますね。
11月3日は「サンドウィッチの日」
そして、11月3日は「サンドウィッチの日」とされています。
これは、手作りサンドイッチのお店をチェーン展開する
「神戸サンド屋」が制定した記念日です。
これも「11(いい)3(サンド)の日」という語呂合わせになっています。
ちなみに、世界でもこの日は「ナショナルサンドウィッチデー」と呼ばれ、親しまれていてサンドイッチという名前の由来でもある、サンドウィッチ伯爵の誕生日なんです。
サンドウィッチ伯爵?
サンドウィッチ伯爵・・・サンドイッチの名前の由来になった人。
聞いたことがある人も多いかと思います。
サンドイッチの名前の由来、サンドウィッチ伯爵ってどんな人?
サンドウィッチというのは18世紀イギリスの貴族の爵位の1つで、爵位名はケント州サンドウィッチという場所が由来になっています。
サンドイッチという名前の由来になったのは、4代目のサンドウィッチ伯爵(ジョン・モンタギュー)だといわれています。
〇4代目サンドウィッチ伯爵は、トランプなどのカードゲームが大好きでした。しかし「ゲームが楽しすぎて食事をとる時間がもったいない、ゲームをしながら食事ができないか」と考えたそうです。そこで、パンに肉をはさんで食べたところ「片手で食べられるし、ゲームをしながら食事ができる、素晴らしい!」ということで自らの名前を付けたという説が有力です。
一方で、仕事があまりに忙しくて食事をする暇がなかった、という説もあるようです・・・
いずれにしても、手軽に食べられるという点が親しまれているのは、今も昔も同じですね。
サンドイッチはもっと昔からあった?起源は?
サンドイッチという呼び名は、サンドウィッチ伯爵が由来というお話をしました。
そしてサンドイッチは、18世紀後半から世界へ急速に普及していったということです。
しかし、サンドイッチという食べ物自体の歴史はもっと古いとされています。
サンドイッチの起源がいつなのかは分かっていませんが、古くは中東のピタや古代ローマ帝国などで食べられていたピタサンドやオッフラなどが最初期のものとして知られています。
サンドイッチの定義をどうとらえるかにもよりますが、現在でも時代を経るごとに様々なバリエーションのサンドイッチが生まれ、全世界で食べられていますよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本では
3月13日が「サンドイッチデー」
11月3日を「サンドイッチの日」としています。
そして11月3日は、サンドウィッチ伯爵の誕生日にちなみ、世界では「ナショナルサンドウィッチデー」として親しまれています。
つまりサンドウィッチの記念日が年に2日あるのは日本だけなのですね。
それだけ日本人には昔から馴染みが深い、定番の食べ物だということが良く分かりますね。